世界の説明書
追憶
僕は先ほどの魚が腐ったような臭いがする青年の後を追った。なぜだか、僕は、彼の事が気になったからだ。この人は何を考えているのだろう、そう思うと、それっきり僕は二郎の部屋に入り浸った。ピザの食べ残しが散乱し、そこにハエが産卵していた。空になったドリンクのボトルが前衛アートのように、床から生えていた。ティッシュペーパーが溢れているゴミ箱から死んだ魚の臭いがしてきた。そうか、これがあいつの臭いの原因だなと、吐き気を必死に抑えながら部屋の片隅でうずくまっていた。
かちかちゃ、かちゃ。二郎のキーボードのたたく音が聞こえる。部屋に帰ってきた彼は何かを必死にタイプしていた。どうやら何かの物語の台本のようだ。
僕は先ほどの魚が腐ったような臭いがする青年の後を追った。なぜだか、僕は、彼の事が気になったからだ。この人は何を考えているのだろう、そう思うと、それっきり僕は二郎の部屋に入り浸った。ピザの食べ残しが散乱し、そこにハエが産卵していた。空になったドリンクのボトルが前衛アートのように、床から生えていた。ティッシュペーパーが溢れているゴミ箱から死んだ魚の臭いがしてきた。そうか、これがあいつの臭いの原因だなと、吐き気を必死に抑えながら部屋の片隅でうずくまっていた。
かちかちゃ、かちゃ。二郎のキーボードのたたく音が聞こえる。部屋に帰ってきた彼は何かを必死にタイプしていた。どうやら何かの物語の台本のようだ。