愛してよダーリン

深かったキズナ





それからあたしたちはあまりにも眠くて、2人でソファーに寄りかかりながら昼寝した。




1時間くらいしてから樹の方が先に起きて、あたしは樹に鼻をつままれて起こされた。




起きたら起きたで暑くて、アイスを食べたくなったから冷蔵庫を漁った。




だけど冷蔵庫の中にはアイスが1つもなくて、


どうしても食べたいから、近くのコンビニに買いに行くことにした。




近くだから2人で歩いてコンビニに行った。




最初は樹が手を繋ぐのを嫌がったけど、あたしが無理矢理手を繋いだら何も言わなくなったから、そのまま歩いてた。




コンビニに到着しアイスも無事に買い、あたしたちはコンビニを出た。




………すると、コンビニの外には偶然にも同じ高校の不良グループがいた。




「樹じゃーん!」

「こっち来てんなら連絡くらいしろよなぁ?」

「まぁしょうがないんじゃねぇ?彼女に会いに来たみたいだしー」




.
< 400 / 426 >

この作品をシェア

pagetop