俺の姫は幼なじみ【完】


もしかして…
…男として
見られてんのかな……







…それなら嬉しいけど。










ま…そんな夢みたいなことあり得ない…な…。








俺は階段をかけおりて
カバンを手にとった。






「いってきます」




「日向〜ご飯は?」




「わりぃ…朝練」




「じゃぁ…これ持っていきなさい♪」




おふくろが差し出したのはのりをまいたおにぎり。






「…サンキュ」




そのおにぎりを手にとり
玄関をでた。







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