【完】宛先不明のラブレター
「っ、…果枝、ちゃ、」
「…、黙っててよ、っ」
「……っ」
突然のことに頭がついていかなかった。何が起きたのかもよくわからなかった。
そんな中で俺が思っていたことは、果枝ちゃんは普段こんなことをするような子じゃないんだろうな、ということだった。
キスもまだまだだったし、舌を入れてくることもない。
キス、というよりも噛みつかれているような感じだった。
相手は女の子だし、ここはベンチの上だし、…どうしようかな。