【企】真夏の夜に、君に溢れる想いを
「は?馬鹿じゃない?会えるわけないじゃない」
それから携帯で都輝ちゃんたちに連絡を取った私。
そしてさっきのことを言ったら、呆れられた。
「だいたい連絡先知らないのに会えるわけないでしょ?適当にあしらわれただけでしょ?」
な……!
「そんなことないもん!」
そう言うと、はぁっとため息をつかれた。
「そういう都輝ちゃんたちはどうだったの?」
そう聞くと、2人は、じゃーん!と言って携帯のメモリを私に見せた。
そこには知らない人の名前が。
どうやら北星高の人のアドレスをゲットしたらしい。
ま……負けた……