大空で駆ける
アタシは不思議な力
……魔法?でここの鍵を開けた。

争介はここの鍵…持ってるのかな?

アタシは争介の横に座った。
自然に視線が手に持った本に向けられる

『空の本』

題名にはそう書いてある。
聞いたこともない…

アタシは次に争介の顔を覗いた。
やっぱり寝ている
心地良い風が吹き抜けて争介の前髪が揺れた。

やっぱ綺麗な顔してるなー…
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