Treasure!
慌てて彼女を追った俺が辿り着いたのは、建物の地下だった。

階段を下り、地下一階。

そこには広い空間があった。

一階のように様々な部屋に区分けされていない、だだっ広い空間。

その空間の所々に、四輪の乗り物らしきものが停められていた。

「ここは駐車場よ。警察が任務の為に使用する自動車…パトカーと呼ばれる専用の乗り物を保管する場所なの」

自動車というものが人間の時代に存在したのは、俺も知っている。

燃料を入れる事で、馬や人力を必要とせず走行する乗り物。

だけど、武器系の古代遺産を探しに来ているのに、こんな場所に何の用なのだろう。

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