プリンス君家の7日間
本当に大切なコト。
「ねぇ、圭人。」
沈黙を破ったのは、あたしだった。
微かに俯いた顔を上げる圭人。
「ん?」
「で、話って?
涼のコトだけとか言わないよね??」
そう言うと、また俯いた圭人。
あたしはクスクス笑って、
「気付いてた?あたしが圭人のコト好きだったの。」
「……ぇ。」
「いや、何でも無いや。」
圭人は唖然として…悔しそうに、
「俺から言う予定だったのに……」
たった一言、そう呟いた。