プリンス君家の7日間


「わっ、ちょ…!」



意気なり手を引いて、強引にあたしの唇を奪う。


強引ながらも、一瞬のキスに優しさがあるのは、圭人だからかな…?


そして、唇を離すと「ごめんな?」と優しく笑い、頭をヨシヨシと撫でてくれた。




そんな光景を見ていた女子は、キャーと悲鳴を上げる者やら、その場に倒れる者まで……。




「これで分かっただろ?明日香は俺の大切な奴!
手ぇ出したらぶっ殺すかんな……。」



最後の言葉がやけに声にドスが効いてて怖く感じたけど、
振り向いたあたしには「じゃあな。」と何故か手を握ってくれた。









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