あの暑い 夏の記憶
わたしは、みんながDSで遊び始めたから、つまんなくなって耕にぃの隣にちょこんと座る。
「耕にぃ!こないだの話しの続きが聞きたいよー」
と、せがんでみた。
前にとうきび畑で話してくれた続きが無償に気になったんだ。
「続き?」
「うん!!昨日お母さんのお墓参りしたよ。そしたらわたしのおじいちゃんとおばあちゃんが来たんだー…。2人も何か、…変だったし…。何か、…葵ねぇも…、おっかなかった…」
思い出したら急に悲しくなった。
ここにいるみんなは、ワイワイして楽しくしているのに…。
葵ねぇたちは、…険悪そうだった。
耕にぃはわたしの頬をプニッとつまみ、そんな顔しない。と言った後。
「そっかー…。会ったのか…」
困った様子で、わたしを見た。
「耕にぃ、…知ってるの?」
「ん、昔。…何回か会ったことあるよ」
耕にぃは昔の記憶を辿るように話してくれた。