あの暑い 夏の記憶

「…っしょ。日夏ー、全然ひっくり返ってないよ!旭?また新しいバイトの人来るって言ってたねー?いい人ならいいなー」


「うん、何か2人来るって!秋いっぱいやってくれるみたいだよ!昨日すぐネットで募集したら、何人かいたって」


「…また変なヤツじゃないよな~!?もうあんなヤツ嫌だぞ、オレはっ」


「アハハッ。どうかな?慣れてる人がいいなー。機械バンバン運転してくれたり」


「葵ねぇの代わりに来るんだよねー?じゃあ葵ねぇは退院してもお仕事手伝いしなくていいんだ!!…っしょと」


「だけど!葵ねぇには唐揚げは作ってもらうぞオレはっ!!」


「…日夏っ、振り上げてないでちゃんとやってよ!!」


「…はいはいっ。ほんとに葵ねぇに似て来たじゃんかよっ」


「おばさんが帰って来たから、これからはおばさんに怒られるね」


「…何だよオレは怒られてばっかかよ~っ」


「ほんとのことでしょっ」


と、また日夏と旭の言い争いが始まった。


長いんだよね、これ。


< 250 / 358 >

この作品をシェア

pagetop