あの暑い 夏の記憶
帰りも、準くんのお母さんが送ってくれた。
手作りのパンとヨーグルト。
そして、自分たちの手で作ったバターを持たせてくれた。
準くんのお母さんが旭ママに挨拶を済ませると。
「準?夏休みの間、しっかり働くのよ!」
そう準くんに告げた後、また来た道を帰って行った。
お昼を食べてから、準くんのお母さんが写真を撮ってくれて。
その写真を郵送してくれるって、準くんが教えてくれた。
写真も楽しみだけど。
…明日、葵ねぇが帰って来たら、牧場に行って乳搾りしたこと話そう。
人間の赤ちゃんも、お母さんのミルクを飲んで育つんだ。って、本に書いてあった。
葵ねぇは、今日見たお母さん牛みたいなんだね。
美味しそうにミルク飲んでたなー。
早く、明日にならないかな。
耕にぃと明日はパンを食べよう。バター塗って…。