俺様sweettime


 「白鳥さん!お話があります…」


 
 ガヤガヤしていた廊下から、静かな場所に移った。


 やっぱり、キレイな子だな…。


 
 あたしは、自分と白鳥さんを比べてしまっていた。



 『で?話って?』


 「あたしは…高賀樹希のコト好きです」


 『あっそぉ?』


 「白鳥さんは…高賀樹希のコト本当に好きですか?」



 白鳥さんは、あたしを見下ろしてきた。



 『好きよ?だから結婚するんじゃない?』


 「それは、親が決めた結婚じゃないですか…」


 
 コレを言った瞬間、キッとした目でにらんできた。


 その目にかたまってしまうあたし。


 
 
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