貧乏姫と金持ち王子
やばい!!いそがなきゃ…





ここから近道しよーっと




えい!!






ドンッ!





「いったーぃ!!」
「いってえ…」


こんな時になんなの!?





ん…??なんか変だな??






あ…やばい





「あっ…あのすいませんっ!」






「お前、何いきなり…てかまじ重い。早く降りろよ。」





あ…カッコいい

てか腕擦りむいてる…



「おい…聞いてんのか??」








「あの腕…擦りむいてますよ??」



「あ…本当だ。てか降りろって何回行ったらわかんだよ…。」






「ごっ!ごめんなさい…」




「絆創膏…いります??」




「ああ…」





「本当すいません…でわ私は急いでるので…」







ぐいっ




「!!…なっなんですか…??」






「お前…よく見ると可愛いな。俺と付き合え」





「はァ?!なんですと?!」


何言ってんだ?!この人…



「お前に拒否権ねえから」




「無理…です…。」





「俺に怪我させたくせに??」




「…」






「俺、社長の息子だから逆らわない方がいいと思うけど??」





「え…」

これってよくでてくるパターンじゃん!!

ここはいさぎよくはいと言うべきなのかな??





「聞いてんの??」





「は…はい…」





「じゃあ決定だな」
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