私は華の受験生っ!
第2章

タイミング


夏期講習が終わりそろそろ学力テストAが始まろうとしていた。私は本番に弱いから当日の前にしっかり復習しないとすぐ混乱してしまう。


今日は通常授業で運良く先生が担当教師。
最近は塾で恋バナしまくりな私達。


綾香と私は先生にベタ惚れでどうしようもない。


コクりたいけどこれは絶対に“報われない恋”。



そう自分を制御しなければ今すぐにでも先生に想いをぶつけてしまいそう。



「じゃあ授業始めま〜す」

いつもの授業だけど、先生と会うのは5日ぶり。なんかとてつもなく緊張してる。


だって



手に大量の汗、

自分でもわかるくらい真っ赤な顔、

先生の声が聞こえるたび震える耳。




どうしようもないくらい緊張してしまう。


先生に想いを伝えられる機会ってないのかなぁ……?
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