遅い初恋〜先輩に恋をして〜
「ちょっ‥梨沙先輩!!」


梨沙先輩に腕を
捕まれた私は、
先輩たちのクラスに
来ていた。


『五藤くんっ!』


梨沙先輩が海斗先輩の
名前を呼ぶ。


『おっ。どうした?梨沙。』


初めて聞いた先輩の
ちゃんとした声。


かっこいい…


『五藤くんに話したい後輩連れてきたんだ!茉美ほらっ。』


海斗先輩が私の
目の前にたっている。
かっこいい彼が。


私は、先輩の顔を
見ることは出来なかった
けれど…


「明日の試合頑張って下さい!」


と、だけ伝えた。
それが私の精一杯
だった。


『ありがとう!!絶対勝つよ!!』


先輩は、微笑んで
言葉を返してくれた。


すごい爽やかな
笑顔で…。


私は、嬉しくて
泣きそうになった。
だから、私は
逃げるようにして
先輩たちのクラスから
走り出した。


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