逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫



「もし、嫌われたらどうするんですか…。」


狭「そんな薄っぺらい友情なんて捨てろ。」


「は!?」


狭「そんな友情なら……いらない。」


「狭…哉??」


思わず、息を飲んでしまった。
狭哉の表情が何時もとは違って、暗かった。
その顔は苦しそうで悲しそうで…見ているこっちが辛かった。
ううん、狭哉だけじゃない。
柊兄弟全員が今まで見たこともないような苦痛に満ちた顔をしていた。

何突然!
そこまで4人にとって深刻な話だったけ!?

あ…でも…

雲雀クンの表情は以前にも見覚えがある。

そう、私が旅行に行かないと言ったときの…。


狭「………本当の友情って…何だろうな…。」


え…………


雲「僕、今日はちょと部屋にいるね…。」


あ………


「ねぇ、雲雀クンどうしたの…??」


柊『………………』


「……………ごめん。私も部屋にいるね…。」


こんな空気は嫌だ。
どうして、こんな空気になっちゃったんだろう…。

もう…嫌になる…。



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