逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫


「うん。
………謝っても許されないことはわかってるの。
でも…それでも、謝りたくて…」


子のが本当に反省しているのはよく分かる。
でも、謝られたらそれでおしまいみたいで、私は好きじゃない。
私は本当に反省している子にグチグチものを言うのも好きじゃない…


「………謝らないで。
謝らないで…今から言うことよく…聞いてほしいの。」


「…………はい」


「私の名前は葉月希沙。
…苺華ちゃんが反省しているのはよくわかったよ。
でも…それで終わりにはしたくないな…」


「え………」


「私はもしかしたらこの先、あの4人の中から好きな人ができるかもしれない。
まだ自分の気持ちとか全然わかんないし…他の人を好きになるかもしれない。
でも…そんなとき、悩みを聞いてくれる同じ女の子の友達は、この学校にはいない。
だから、苺華ちゃんにはそんなことも相談できるような友達になってほしいな…。
もし、万が一狭哉を好きになったとしても…お互いがいいライバルでいれるような、そんな友達。
それができるなら…許してもいいよ。

………私の友達になってくれる??」


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