いつか会える日まで



「ウソ!知ってたよ。」

ニッコリと笑った智尋くんが言った。



「だから、陽くんと仲良くなっといたの。別れても鈴亜ちゃんと仲良く出来るように……でも、最初はそのつもりだったのに…アイツめっちゃ、良い奴で…大好きになっちゃったよ。」


「何それ…」


「好きなら板橋から奪っちゃえ!」


「ムリだよ…!」


「ダメだよ。そのくらいの勢いがなきゃ。」


「はい!頑張ります!」



< 234 / 317 >

この作品をシェア

pagetop