お嬢様は元ヤンキー!?

プチ喧嘩!?...★





真綾がフランスに行ってから数週間。

もうすっかり秋で肌寒くなってきました。


そんな中、私、緒方 渚は毎日奏斗に告白しようとしています…


でも…

出来ないんだよぉ~ι!!!泣


告白しようとしても必ず入る邪魔。

昨日なんて、奏斗呼ぼうと思ったら女の子の軍団に奏斗が連れていかれたし…

一昨日は、晴樹君っていう人が奏斗引っ張ってっちゃうし…ι


とにかくまだ告白出来てません…



――――――――――――
―――――――――――

~放課後~


「(今日も言えなかった…)」


はぁ…っとため息を吐きながら歩いていたら前から湖谷先生来た。

確か1組の担任で数学科の先生。因みに独身(らしい)。

女子生徒にはイケメンとかで人気らしいけど気にした事もなかった。

接点も授業ぐらいしかないからそこまで話した事もない。

それに――…


「(奏斗の方がカッコいいじゃん…)」


こんな事を思う私ってすっごい、奏斗にハマってるんだなぁと最近凄く思う。


「(やばいな…私…)」


湖谷先生の横を通って生徒会室に行こうとしたら…


「こんにちは。緒方さん。」

「こっ…こんにちは…ι」


呼び止められてしまった…。

早く生徒会室行きたいのに…


「初めてですね。こうやって緒方さんと話すのは…。」

「そうですね。」


お願いだから早く生徒会室に行かせろー!!!!




< 205 / 302 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop