きみとベッドで【完結】


煙草が吸いたい。


そう思ってパッケージを引き出しから出す。



喫煙室に行こうと立ち上がった時、


校舎から出て、校門へ向かう細身の女子生徒が見えた。



揺れる黒髪。


少し早い歩調。



わずかにうつむきながら、浅倉は帰っていく。



その背中を見えなくなるまで見送ってから、喫煙室に向かった。






終わった……。





なんとなく、そう思った。












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