怖がり少女と吸血鬼


一瞬、首筋を這う黒沢くんの舌が無くなったと思ったら、

そのままあたしの耳を舐め始めた。

わざとらしく音をたてて。


こんな『行為』も、食事なの…!?



ダイレクトにクチュクチュと伝わる、唾液の音。


あたしは更に自分の体が火照っていくのが嫌でも分かった。



男の子に免疫のないあたしは、なにもかもが初めてで。


もう、泣きそう。


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