ただの二十歳のあたしと輝く二十歳のあなた〜かけ離れた恋〜
すぐにショウから返信がきた。『こっちこそありがとう。俺も楽しかったよ…ユキナの事たくさん知れたし。それにだいぶ印象よくなった。』
『本当にありがとう。今まで印象悪かった?』
『いや、そんな事ないけど(笑)ほら、ユキナっておとなしかったから、話盛りあがらなかったらどうしようかと思った。』
『ごめんね。あたし本当は全然おとなしくないよ。緊張してただけ。でも今日はショウ積極的に話してきてくれたし。何よりあたし達、けっこう共通点あったんだね(笑)初めて知った。』
『確かに。共通点多かったね。また俺と遊んでくれる?』
『うん。全然いいよ。あたしで良かったら、また誘ってね。』
二人で遊んだ事も、そんなやりとりも、思い出すだけで胸がキュンとした。
久々に恋をしたあたしは、この事を誰かに話したくてたまらず、タクヤに電話した。
『もしもし、ユキナだけど。ショウの事紹介してくれてありがとう。』
『おぉ。イケメンだったろ。俺もたまには使えるでしょ(笑)』
『うん(笑)。久々に恋しちゃったかも。』
『え?もうショウの事好きになったの?早っ。ユキナが恋なんて…明日雪降るんじゃない(笑)?』
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