★俺様主人とパシリちゃん☆


「…ぁう…ん…」

私は庵くんに遊ばれてるの??



唇が離れると庵くんは満足そうにニコリと笑った


私はその笑顔をカッコいいと思ってしまった

「ナナ…今回は嫌がらなかったな?」

かぁと顔が熱くなる


あっ、お礼言ってないや……
「……庵くん、」



「ん?」
優しい顔はダメだよ…
緊張する……


「あ…ありがとう…助けてくれて」



すると庵くんは私にニヤリと笑う
……へ?

「俺、パシリに優しくしすぎてるから…たくさん使ってやるからな~」

……庵くんは妖艶に笑って私の首にキスをした


「にゃぃ!!」



「反応しすぎ…」

私は涙ぐんだ目で庵くんを見た


……悪魔の笑顔……
さっきまでの優しい庵くんは~~???!!







私のご主人様は気紛れな俺様でした




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