バンパイアバトラーズ
「I love NEGI!!っと」

 リアタイを更新したら、歯磨きしてさっさと二階に行く。する事ないから、寝る。

「やあ」

「だれ」

 いつもの様に、部屋に入ったら紅茶みたいな色した髪の毛のイケメンがいた。燕尾服がよく似合う。
本日、三人目で御座います(一応、お父さんも込み。娘から見てもいい男だもん)。

「俺は、アラン。ヨロシク」

「はぁ…」

 爽やかな笑顔が素敵だけど、出てって貰おう。不法侵入はれっきとした犯罪だ。

「やっと見付けた、俺のマスター」

 マスター!?

「え、あの…」

 いきなり『俺の』とか言われても…、私、この人知らないし……。

「もう、会えないと思ってた…」

 そんな哀しそうな声出さないでよ!追い出しづらくなるじゃんか!!
てか、抱きつかないで!私の心臓破裂する!あ、イイ匂い……って私ァ変態か!!

「あ、俺…あの、えっと…、外で寝るから!」

 顔を真っ赤にしながら出ていった。可愛い…、何か、子犬みたい。

「でぇ、っと…、コレは夢?現実?」

 まあイイや。寝て起きたら、分かるから。と、さっさとベッドに入った。

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