ダーリンは王子様★
「実は…その…驚くかもしれないんだけど………」


「なに?」




佐々木くんは何やらモジモジしている。なんだろう…


てか佐々木くんカッコいいなー!


そうなんだよね…俺なんかよりはるかにカッコいいやつなんてこの学校にはいっぱいいるのに、堂々と胸張って王子です、なんてやってられないよ…


どうしよ…
影で「今年の王子ってそうでもないよねー。なんでアイツ?」とか言われてたら…


考えれば考えるほどブルーに…




「その…実は俺…」



あぁ、今は佐々木くんの話聞かなきゃだった…




「俺、お前のことが…………好きなんだ!」





…………………………


「僕のことが…好き?」


「うん…」




え――――――――――っ!!


マジで!?
どどどうしよう…
男子から告白なんてされたことないんですけどっ!
お、落ち着け…とりあえず落ち着け!
王子は動揺してはいけない…
こんなときときこそ梓さんから教えてもらったことを思い出せ…えーっと…


「そっか…ありがとう。佐々木くんの気持ちはうれしいけど、僕には役目があるから…特定の人の気持ちには応えられないんだ。」


そう言うと佐々木くんは少しヘコんだ様子だった。


そんな悲しい顔しないでよ~!


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