君の声、僕の歌姫
「ほーら。分かった? 此処にいる人達は襲っちゃ駄目よー?
分かったなら自分の里にお帰りなさいな」


ゴーレムは素直にフェアギスの言う事を聞き、最初に来た茂みへと戻って行きました。

その姿を見送った後、フェアギスはフェネルの方を振り向きました。


「お前……どうも怪しいと思っていたが、今の捌き方で分かった」
「あーら? やっぱりバレる物なのね?」
「……ネゲルの加護を受けた者か」


ご名答と楽しそうにフェアギスは言いました。

それを皮切りにフェアギスはフェネルに色々と話しだしました。

ネゲルに出会った経緯と、その出来事を。
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