現代戦国時代2
たんっ!!
 
俺は慶次に向かって、ジャンプした。
 
「慶次、俺を渦の上まで投げ飛ばしてくれ」
 
慶次はすぐさま俺の足首をつかむと天高く投げた。
 
白い竜巻の中が見える。
 
虚を突かれたのは、白夜の方だ。
 
「なっ!?」
 
「何度も先手を打たせてたまるかよ!!」
 
渦の中を飛来し、俺は白夜を蹴り飛ばした。
 
渦が徐々に消え、視界が晴れる。
 
倒れた白夜はこちらを睨み付けている。
 
「よくもやったな!?」
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