mirror-ミラー- ~不登校の歩み~


当然、俺が振ったんじゃない。



彼女の、判断で。




その時、


俺はなぜか、離れて行く彼女をひき止めなかった。





『別れないで、一緒にいて』


って、

言いたいことはたくさんあったのに



俺は何も言わず、ただ
うなずくだけだった。


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