Princessの掟2
「朝から大変だったみたいね?皆噂してたよ。」
「そうなの。それで優斗少し怒っちゃって。」
肩をすくめて答えた。
「でも、ちゃんと分かってくれたから大丈夫。」
笑って言うと、美吏那に怪しい目で見られた。
「ああ、朝から熱いわね?まったく。」
からかい口調で言ってくる。
「からかわないでよ。」
「はいはい。それより大丈夫なの?編入生。」
「たぶん。」
自信なさげに答えると
「なんかあったらいってよね?」
「分かってる。」
私が返事をすると教授が入ってきた。