Princessの掟2







そんなことを考えていると後ろから誰かに肩を叩かれた。 



「百合亜!」



振り向いた先には潤くんがいた。 



「潤くん、来てたんだ。」



私が尋ねると逆に首を傾げられた。 



「どうかした?顔色悪いよ。」



そう言って私のおでこに手をそえた。 



「熱はないみたいだね?」



「大丈夫よ?ただ何も食べてないから。」



心配かけないように笑顔を浮かべた。 







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