Princessの掟2






辺りを見渡したけど優斗の姿が見えない。 



キョロキョロしているうちに潤くんが戻ってきた。



「はい、百合亜。誰か探してる?」



キョロキョロしていた私を見て聞いてきた。 



「あ、うん。優斗見なかった?」



「優斗…ああ、城東ね?見てないけど会ってないの?」



私に持ってきてくれた皿を渡してきた。 



「たぶん、そのうち会えると思うから。料理ありがとう。」



そう言って料理を食べ始めた。 



おいしい料理のはずなのにちっともおいしく感じない。 



それに胸がなんかもやもやする。 



何か起こりそうな。 







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