あの夏の日。
いっちーさんが来てくれただけで、すごい楽しい!2人きりだけの時間が心地よい。
寒い寒い冬の夜の空の下。
2人きりで、隠れて外で仲良く一服。
今日のライブはどうだった、だとか、学校の話とかたわいない話をする。
吐息の白さなのか、タバコの煙なのか、一瞬気になって宙を見つめた。
『ねぇ…』
いっちーさんがちょっとだけ、声のトーンを落とした。
『なんか、よく分からないけど大丈夫?』
その言葉にドキッとした。何か見透かされたような気分になった。
『なんか、心の中にあるものがあったら言ってみれば?俺が聞くよ』
なんだか、泣きそうになった。急に涙腺が緩くなった。心臓がばくばくして、心が痛い。
モモはしっかりしてるから。
モモちゃんって姉御肌!
それが周りの印象。
実際のわたしは弱くてずるくて、こんなにもちっぽけなのに。
なんで誰も気付いてくれなかったの?わたしはずっと苦しかったんだよ。
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