私の夫は王になれない俺様
「斬れるもんなら、斬ってみろよ!
アンドリューの剣が上にいった時点で、俺が腹を真っ二つに斬ってやるよ」

「ほほう、この俺様を斬るのか?
できもしないくせに、でかい口を叩くなよ」

「ふん、俺はでかい口を叩くので、有名なんだよ
知らなかったのかよ?」

「知ってるよ
有名だからな」

ロバート様の首もとに、アンドリュー様の剣先がかすっていく

あ…危ない

ロバート様は避けるとにやっと笑って、アンドリュー様の太ももに剣先をかすめてから、くるりと背後に回り込む

アンドリュー様の後ろにつくと、お尻を思いきり蹴った

アンドリュー様は「お?」と言いながら、前のめりになると地面に顔面から突っ込んだ

「ああ、くそっ
また鼻血が…」

アンドリュー様が、鼻から血を流しながら立ち上がった

「少し血を抜いておけ
薄くなれば、性欲も落ちるだろ」

ロバート様が鼻皺を寄せて、笑みを見せた

ロバート様の肩が大きく上下に揺れている

すごく苦しそうだ

額からも大量の汗をかいている

額だけじゃない

腕も首も…肌が汗で輝いていた

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