この想いを君に…4
「…ごめん」

パパが光さんに謝ると光さんは苦笑いをして首を横に振った。

「何も門真さんが謝る必要はない。
これもまた、時代の流れやし」

光さんは座っているのが疲れたのか横になった。

「…俺が大阪に帰ってもこのチームの援助はするから安心して。
出来る限りレースにも駆け付けるから」

光さんはあたしを見て微笑んだ。
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