地球侵略
列強の対立
各惑星の大臣達は他の惑星も狙っている事を予想していた。

つまりこれは、事によっては、宇宙戦争になりかねないという事だった。
この時宇宙には、五帝国と呼ばれる力の強い惑星が5つあった。

ひとつめは、ベルヌク。UFOや未確認飛行物体など地球ではお馴染みの機械を要する惑星で、地球人と一緒に協力して、この宇宙対立を生きぬこうと考えていた。

ふたつめは、レミッツ。
この惑星は「五帝国の中の獅子」と恐れられ、宇宙戦争が勃発するならば、レミッツにつくべしとまで言われるほどの軍事力を持っていた。非常に好戦的な惑星で、地球を植民地に狙っている。

みっつめは、ソーガ。

この惑星は、軍事力はあまり大した事はないが、何より国力がずば抜けていた。地球をどうするかは、まだ検討中。

よっつめは、コテツ。

この惑星は、元々レミッツで一番金を持っていた者が作りあげた惑星で、人民は全てロボットである。戦闘機ごとあいてに突っ込むのが戦い方の基本と考えている。

5つめは、ペラヘブン。
五帝国の中では、軍事力も大した事なく、国力も大した事のない質素な惑星と思われがちだが、ずば抜けて金だけは持っており、その気になれば、レミッツよりも強い軍事力を手に入れるのでは?とうたわれるダークホースである。
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