執事の名のもとに
その言葉に敦も笑って頷いた。
「勝ッ!!」
「頼んだぞ。」
「お、おう…。」
少し頼りなさげだけど…
きっと大丈夫なはず。
「じゃあ継母誰やんの?」
「誰か代わりいるだろう。」
ちょっと名残惜しいのか、勝は気になる様子。
まあずっと練習してきていきなり違う役じゃーな。
「とりあえず決まって良かったな?」
「そうだな…。なあ敦。」
「ん?」
「勝のこと頼むな?」
敦は俺の言葉に少し驚いたけど、しっかり頷いた。