執事の名のもとに






「はい。」



聞いた瞬間無意識に身体が動いて、海琉を抱き締めていた。



「ちょッ…勝さんっ…!」



腕の中で暴れる小さい身体が無性に愛おしく感じる。



なんで、気づかなかったんだろ。



よく見れば、男にしては小さい身体に、可憐な手足。



女だって気付ける条件は揃っていたはずなのに…。



「…海琉。」



ゆっくりと身体を離して少し屈んで海琉と視線を合わせる。








< 369 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop