不良学校~かかって来い!~Ⅰ
「あいつ等転校生?」

「そうですよ」

「やけに仲がよさそうじゃねぇか」

「幼馴染なんですよ」

「そうでしたか・・・」

「ねぇ坂口様の令嬢知ってますか?」

「せっ世界一の財閥のですか・・・?」

「よく知ってますね」

「まぁ有名ですから・・・」

「前、会ったんですよ」

「そうなんですか」

もしかして分かった?!
私が星菜ってこと!

「そこの令嬢に会ったんですよ」

「どうしてそれを私に?」

「お二人の性格が似てたんですよ」

「一回会ってみたいですね」

「ハハ」

乃琉先輩鋭ーーーー!
やっばい!
しかもいつの間にか私と乃琉先輩しか
居ないじゃん!

「せっ先輩・・・
他の先輩方は・・・・?」

「買い物に行かせました」

行かした?!
恐ろしい先輩だ・・・

「理奈ちゃーん!」

「先輩方帰って来たんですか」

ストン

萩先輩が私の隣に座った

「何買ってきたんですか?」

「お菓子と飲み物だよニコ」

爽やかだね~
何か日向ぼっこしてるみたいに
体がボーっとする

「はい。理奈の分」

「ありがとうございます」

それから皆で食べて飲んで喋ってた




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