この果てしない空
[キーンコーンカーンコン]

「起立。きょーつけ。礼。」

ガヤガヤ

さて6時間目終わったから帰ったらすぐ夜行く準備しよ。

「高柳さんだっけ?」

私が帰ろうと準備をしていたら急に横から声が聞こえた。

『そうですよ。
なんですか?』

「あのさ、今日きたばっかりだから、学校案内してもらいんだけど…。」

はぁ?

何いってんだ?こいつ。

「えー。なんで高柳さんー?」

「私たち案内するよー。」

柊の周りの女子がなんで地味な高柳さんを選ぶの?っていってるみたいに言いながら、私に向けられる視線が痛い。

「俺高柳さんとちょっと話したいことがあるから先帰ってくれるかな…?」

「えっあっ…うん…。」

「ぢゃあまた明日ね。柊くん。」

女の子達は私にしか見えないよう、帰り際に口パクで<しね>といって帰っていった。
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