あたしのパーフェクト★BOY
結衣は公園に来ていた。



家の近辺では大きな公園。



大きな池もあって鳥もたくさんの種類が生息している。



結衣は被写体を求めて歩いた。



「お天気もつかなぁ・・・・・・」



朝は雲ひとつない晴天だった。



梅雨の時期に珍しいほどの晴れ。



これならばきれいに撮れそうだと外に出たものの10時を過ぎた頃、空は黒い雲が覆いはじめていた。



「帰らないときっと降るね」



防水のカメラバッグなので万が一降られても大丈夫だが、風邪を引きやすい結衣は濡れたくなかった。




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