あたしのパーフェクト★BOY
結衣は腕時計を見た。


――まだ4時かぁ ちょっと位ならいいかな。



「うん♪行こうよっ」



4人は悠祐の兄の店を後にすると何度か行った事のあるカラオケ店へ向かった。







数時間後、テーブルに置いてある結衣の携帯電話が光った。


携帯電話を開くと玲央の名前。


結衣は立ち上がって廊下に出た。


「玲央」


「結衣、こんな遅くまで何しているんだよ」


玲央の声が怒っている様に聞こえる。




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