あたしのパーフェクト★BOY
「結衣?帰るぞ?結衣?」



玲央に肩を軽く揺さぶられて結衣ははっとなった。



――やだ、見惚れすぎっ!



「カバンは?」



「あ、そこ」



玲央が腕を伸ばしてカバンを取った。







「玲央があんなに歌が上手だなんて知らなかった・・・・・・」


そう言ったのは皆と改札で別れてホームに立った時だった。




< 267 / 464 >

この作品をシェア

pagetop