あたしのパーフェクト★BOY
「ここは数日いて、どこかへ出かけないか?」


「出かける?」



ここに夏休みの間いるものと思っていた結衣は小首を傾げて玲央を見た。



「そう、田舎に出かけよう」



せっかく来ているのだから色々な場所へ案内したいと思っていた。



「いいよ 玲央にはこっちのお友達との予定もあるでしょ?」



結衣はふかふかのベッドにポスンと腰を降ろした。



玲央も隣に座った。



2人とも足を投げ出した格好だが、玲央の方がはるかに長い。



「そんなの数日で済む」



「・・・・・・」



「夕食までゆっくりしていろな?料理人とメイドがいるから手伝いはいらないから」




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