あたしのパーフェクト★BOY
「お前たちの年齢は多感な時期だからな 何かきっかけがあれば戻ると思うが?」


本当にそうだろうか・・・・・・。


結衣にまたカメラを持たせる事が出来るだろうか。


「焦らない方がいいな」


「わかった・・・・・・」


「・・・・・・恋愛の先輩としてアドバイスして良いか?」


――れ、恋愛の先輩っ!?


玲央は驚いて運転する父親の横顔を見つめた。


「な、なんだよ?」


「愛情表現は大切だぞ?」


「・・・・・・」


「お前は照れ屋だからな」


思いだし笑いをするかのようにクッと笑う拓海だ。




< 400 / 464 >

この作品をシェア

pagetop