君の声
(はぁ…わけわかんない…)
そんなことを考えていると満腹感からか瞼がゆっくりと閉じられた
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「戯れ、か…」
立夏はベッドサイドのテーブルに目を通していた書類を置いた
黒縁のメガネの奥のブルーノ瞳が揺れる
あの時…
由衣の口元についていた生クリームを拭った瞬間
ぷっくりとしたピンク色の唇を奪いたいと思って衝動的にキスをしていた
由衣は拒否することなく自分のキスを受けていた
拒否、と言うより拒否する力もなかったのだけど