うらおもて
なにかを
隠されたようで
そこに
壁を感じた



いつもより言葉少なな背中に
拒絶が漂う



何気ないため息に
呆れられたかという恐怖



視線が合わない
はがゆさ




あたし、
君を信じてあげられなかった
いつも
一緒にいても


不安だったよ
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