―――いじめ―――【完結】
「キモイとか…言わないでよ」


私は1番近くにいた男子に向かって大声で言った


…つもりだった。


が、みんなに嫌われてる自覚がある私は大声で叫ぶ事は出来なく、小声になってしまった。


「は?何言ってんのか全然聞こえませんけど」


男子は、汚い物を見る様な目で私を見た。


「……何でもない」


私は席に戻った。


私は…
やっぱり弱い。
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