―――いじめ―――【完結】
「じゃあ足のケガはその時ついたのね」


「そうそう!ズリズリーって行っちゃってさ」


私はドキッとした。
この傷と汚れは大崎につけられた物だから。


「良かった…」


「…何が?」


私の心臓が高鳴る。


「いじめられてるのかと思ったわ…」


「え!?」


私はかなり動揺した。
お母さんからその言葉が出るなんて…


そんな素振り見せてないつもりだったのに…
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