続きは、このままで…


打合せを終えて、電車に乗り込もうとした時のコトで。




結果を出せた事に、ルンルン気分で帰社する所だったのに。




どんよりと落ち込んだ気分が上昇する事は、もうなくなった。






「3番線に電車が参ります…」


アナウンスのあとに到着した電車に、怠惰な気持ちで乗り込んだ。






一体、どんな命令が下るのかしら・・・?






傍若無人な主様の事だから、想定以上の命令だよね…――








「ハァ・・・」


溜め息とも、諦めとも分からないモノを吐き出して、電車に揺られていた。





< 5 / 63 >

この作品をシェア

pagetop